≪番外編≫Chateau de Cheverny(シュヴェルニー城)

 城主が代々狩猟をしているようで、敷地内には猟犬小屋があり、数十頭の猟犬がいました。下の写真は運良く犬たちの食事時間に重なり撮れた貴重な勢ぞろいショット! 
 やはり集団で生活していても個性は色々あるようで、
一生懸命にご飯を食べる犬もいれば、ご飯に見向きもせず見物客に頭をなぜてもらおうと金網越しに擦り寄ってくる犬もいました。
 食事は相性などによって何区画かに分けて与えられているのですが、それでも完璧には分け切れないようで、どうしても気性の荒い犬が混じってしまうようでした。取っ組み合いのけんかが始まったりします。給餌の係の人は皮の鞭みたいな物を手に持ってけんかの仲裁にあたっていました。本当に命がけの仕事だな〜と思いました。
 写真では分かりませんが、ANGEよりも一回りも二周りも大きいがっしりとした体格の犬が何十頭もいるのですから、いくら訓練されているとはいえ、ガブリとやられてはひとたまりもなさそう。^_^;、
 さすがに自称犬好き(どんな犬でも)の私でも圧倒される食事風景で、金網越しでないと怖くて見ていられませんでした。まして金網の中に入って食事を用意するなんてできません。
 後で調べたところここで飼われている猟犬の血統は、イギリス産のフォックスハウンドとフランス産のポワトヴァンという犬種ををかけ合わせたものだそうです。興味があったので、色々調べてみましたが、イギリス産のフォックスハウンドはアメリカ産が主流となり少なくなってきているようです。ポワトヴァンについては綴りが不明なので、フランスのサイト検索では見つけられませんでした。残念。

ここの猟犬の足先は皆色を塗られているのか、黄色かったです。想像ですが、猟に出た時に一目でうちの犬と分かるように??塗ってあるのかな・・・と。迷子防止????

<食事場>
お尻の穴しか見えない(笑)
この頭数での食事は、ブリーダーさん宅でもあまり
見ることができない光景ですよね。

CHIENS DE PARIS
オペラ通りのMONOPRIXの近所のレストランの周りをウロウロ。ご主人を待っているのかな?
私達をとっても怖がっていました(笑)家に入りたいけどドアが閉まっていて助けてくれ〜〜と困っている図絶対に目を合わせようとしません。
貫禄「この歩道は私のもの」言わんばかりの通せんぼ。かなりりっぱなお腹をしていました。

グレートデンをつれて日用品を買いに行く姿は家の近くじゃぁまず見られません。

君は何テリアだい??
カットせず自然体のまま(伸びるがまま)にしてあるワンが多いです。でもテディベアカットのプードルもちゃんといました。
置物のように全く動かないプーちゃん。一点凝視して市場の出店の陰にちょこんと座っていました。被毛が黒いので表情もつかめません。無の境地を極めたのか!落ち着き払っています。

オペラどおりにあるペットグッズ販売店前の歩道です。多分日本人の方がオーナーじゃないかと思います。だって店の名前が日本語で書かれていましたから。

エトルタの海岸で散歩する黒ラブ。真冬でしたが楽しそうに
波打ち際を飛び跳ねていました。なんて贅沢な散歩コース。

 これぞ日本人がイメージするパリのマダムという感じの上品な
ご夫人の愛犬オスカ
くん。「」の部分は「R」の発音でした。
多分綴りはOscarでしょうか。ご主人に似て品が漂う
チョコラブ
おぼっちゃまでした。
 初めてワンちゃんをお連れの方とお話が出来たのでここぞとばかりにいろいろ聞こうと思ったのですが、あまり時間を取らせる
のも申し訳ないので犬具についてお聞きしました。
私:「私も犬を飼っていて(携帯のANGE写真を見せながら)どこかで お土産にカラー(コリエ)とリードを買って帰ろうと思って
   いるんですが、いつもどこでオスカーくんの物を買われるんですか?」

マダム:「この子の物はみんなエルメスよ。」

(心の声):『へぇ?えるめす?・・・・・エッ!今マダムはエルメスって言った?キャーーーーー高級ぅぅぅぅ』
私:「へぇーそーなんですか(* ̄∇ ̄*)」

なにげなーくしているカラーとリードがなんとエルメスってか!そう言われれば・・・とじっくり手に取り見てみる。う〜〜ん!やはり
素人目にも素材の皮が違います。そしてエルメスに縁もゆかりもない素人は、リードを匂ってみるのであった・・・本物のにおい。

                                        私が聞きたかったのは、パリでごくふつーのワンコが身に
                                        つけているごくふつー(カジュアル〜)の物のこと聞きたかった
                                        んですが、まさかこーくるとは・・・。

                                        そして目を丸くしている私に更に追い討ちをかけるように
                                         マダム:私自分にはお金かけないけど、
                                          『オスカーにはいい物を』
                                           っていつも思ってるのよ。」

                                        と言っておられました。マダム自身にも十分お金はかけて
                                        いそうでしたが・・・

この頃は柴犬のコロちゃんと暮らしていたので、この犬達が怪物のように大きく見えた記憶がありますが、ANGEを見ている今なら同じくらいの印象を受けるのかなぁ?   →

パレ・ロワイヤルのモニュメントでキャッチボール中