鉄道　列車　旅行準備　周遊

鉄道情報	ヨーロッパ旅行をする時に、便利なのが列車です。例えばフランスならParisから１・２時間列車に乗っただけで、全く違った景色を楽しむことが出来ます。フランスの列車の詳しい情報はこちらをご覧ください。その中でも、イル・ド・フランスの旅に役立つのが「Transilien」時刻表と運賃がすぐに検索できるので、とても便利です。
―http://sncf.fr（フランス国鉄HP）―
	あと、ヨーロッパ全体の時刻表は皆さんもご存知かもしれませんが、書店でよく見かける赤い本「Thomas Cook」。これの見方を一度覚えておけば、日程作成にとても役立ちます。過去に数分刻みの乗り換えもこの本のおかげで成功させているので、役立ち度は証明されていますよ(笑)。でも、2,000円ぐらいするので、数日間の旅行の時には手が出ません。(涙)そんな時は足で稼いでください。私の場合、Parisを拠点において旅行するので、観光をしながら翌日以降に出かける旅行の為に出発駅に下見に出かけます。そして、駅においてある時刻表をインフォメーションなどでもらって、ＴＧＶ等予約が必要な列車に関しては座席予約まで済ませておきます。駅までメトロ移動するので、工事等で駅までたどり着けないというアクシデントに見舞われないよう事前に確認しておいた方が安心です。注意：Parisには大きな駅がいくつかあります。右記参照行き先によって発着駅が違いますので、フランス国内の移動だけでなくヨーロッパ各地からの乗り入れの際に経由地としてParisを通過される方は発着駅を確認してください。
ＴＧＶ	Train a Grande Vitesse（テー・ジェー・ヴェー）平均時速210km、最高時速300kmの超特急列車。（日本で言う新幹線）全席指定で、１等席と2等席があります。パスホルダーでも座席の予約が必要なので、ご注意ください。予約なしでキャンセル席に座れることもあるかもしれませんが、私はそんな危険なことは度胸がないのでできません。(-_-;)
レイルパス	フランスレイルパス(各国レイルパス)･ユーレイルパス･ユーロパスなどがあり、例えば、フランスレイルパスだとSNCF全線・TGV（ジュネーヴ含む)・RERのC線全線・B線一部が乗り放題になります。他にも割引特典あり。適応範囲や、ユース特典等を確認の上旅行会社等で資料がもらえるので確認してください。私はたいていチケットを買った時についでに頼みます。3日くらいから適用できるものもあるので短期間の旅行でも最初から長距離移動が見込まれるときに便利で経済的です。
Valider	最初に使用する駅で使用開始日・終了予定日、パスポート番号を記入してもらう。これを怠ったり、自分で記入するとパスは無効になります。ユーロパスやフレキシーパスは使用日を自分で記入し、車掌さんにチェック（パンチ）してもらった気がします。ユースが購入できなくなる年齢になるとかなりへこみますが、その分胸をはって一等車に乗れるので、ゆったりと座れるし結構良かったです。２等切符で１等車に乗りこんでくる人が結構いますが、controle(検札）の時に車掌さんに一掃されるので、まず混んでで座れないということはありません。
	車掌さん以外にも注意？！イタリアのMilanoからスペインのBercelonaへ向かうホテルトレインのサルバドール・ダリ号に乗っていた時のことです。イタリアを抜けフランスに入国しモナコ近所まで来た時に割りと小さな駅に列車が停車し、５～６人の警官っぽい人がパスポートチェックのために乗車してきました。かなり夜遅かったのでほとんどの人が寝ていたのですが、全員にパスの提示を求めてきました。私たちは寝ぼけながらも厳重に足の間に挟んでいた荷物の奥底からパスを取り出し見せようとしましたが、「ＪＡＰＡＮ」だったからか、中身も見ずに「もうしまっていいよ」と手で合図されました。しかし、私の前座っていた男性はパスを隅々までチェックされた挙句そのまま連行されて行きました。『ええ～なんで』と一気に眠気がひきました。しかも、そのまま戻って来ず、列車は何事もなかったかのように出発。それが夜の11時30分の出来事だったので、その後一体どうなったか今でも気になっています。そんなことがありながらも乗車時間15時間中ほとんど爆睡してました。ちなみにＬｉｔ（ベッド）でなく座席を倒すことができるリクライニング車のSieges a dossiers inclinablesでした。飛行機のＦクラスの席みたいにゆったりとした座席配置です。（もちろんファーストクラスなんて乗ったことないので想像）ただ、4人が向かい合わせに座るので知らない人と一緒になると寝る時気を使うかもしれません。この時は、パスホルダーでしたが、座席予約と追加料金が必要な列車だったので、当時67,500イタリアリラ（約4,500円）支払いました。また、長距離の列車は早くに予約が一杯になるらしく、当初予定の日程で取れず、一番早い1週間後の列車の予約をすることになりました。念のため予約はまだイタリアに入ったばかりの時にヴェネツィアの１つ前のパドヴァ駅で行ったのですが正解でした。座席指定の列車はオーバーブッキングで乗れないと危険なので３人分の席の確保をお願いしたところ、1週間先まで空きがないと言われ仕方なしに「それでお願いします」ということに。学生のときだったので、時間には余裕があったので問題なかったのですが短期ならきっと日本から予約が安全ですね。今のところ運がよく、旅程が大きく変わって困った経験をしていないので、日本から予約することなく途中で予定を立てながら行動しています。でもいつか大失敗をするかも・・・